誰も知らないところまで船を出していこう

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我がウェブサイトにも登場しているシノちゃんがこの間、お母さんになった。
今回は、母になる喜びに満ちあふれている、昨年夏に撮影した臨月のシノちゃんとともに、最近の心境を語ろう。





その後、構想in Nagasakiiは日に日にふくらんでいる。
「あんなこともやってみよう」
「これもいいな」
夜な夜な具体的なアイデアが泉のごとく湧いてくる。
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めざすところは「みんなを巻き込んでもっとおもろく生きる」ってことなんだけど、
ひとつ思いつくたびに「こんなことを思いついてしまう私って、天才?ひょっとしてスゴイやつかも!がはは」
と興奮しつつ自画自賛。
アッパレ、単細胞!
そんなわけで夜も眠れず、時差ぼけのまんまである。
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この間、母サダコにあつ~く今後の構想を電話で語っていたのだが、
ひとしきり語り終わった私に返ってきた言葉は、

「ねえ、この台所にある湯センペイ、だれからの?」

なのであった。。。

これにはさすがの口達者なおりつも返す言葉が見つからないでいると、
「いやこれ、サマンサからもらったのかなと思って。
サマンサが今度来たときあげたら、”いやお母さん、それ私があげたんです”って言われたら悪いなと思ってね」
と。。。
私の熱い熱い語りの間に、彼女は湯せんぺいのことしか考えていなかったにちがいない。
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今回、「長崎に・・・」という話をしたほとんどの人々が、「お母さんが喜んだでしょう」とおっしゃるが、意表をついて、彼女の反応はこのように果てしなく薄いものなのであった。
人間、いったん執着がなくなったものにはこんなものであろう。
(いいぞ、サダコ、それでいいのだ)
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さて、ちゅんたのことだが、結局長崎につれていくことにした。
今後は、長崎のにゃんことしての余生をおくってもらうことになるわけだ。
今日は早速、マイクロチップや狂犬病の予防接種をしに行ってきた。
そんな感じでちょっとずつ長崎に向けて進んでいる毎日だ。

今までの人生でいろんな選択をしてきたが、今回ほど、自分の中で迷いや葛藤がない選択ははじめてだ。
がむしゃらにがんばる図でなく、温かい海の上にぽわーんと漂っているような感覚だ。
思いこみやしばりや枠を捨てると、アイデアってのはどんどん湧いてくる。
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「既存のものから採用しない」

これは、カナダで出逢った尊敬すべきお友達、森野さんが言ってた言葉。
彼の言葉が今一番こころに響く。
「(看護婦や教師とか)何になりたいと既存のものから採用するのでなく、まずはどんな生き方をしたいかなんだよね」と。
どこかのだれかがこれまでやったことから「選ぶ」のでなく、自分がしたいことを自分で「創り出す」人生でありたい。
そして、それをいろんなひととシェアしていきたいと思っている。
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友よ、
誰も知らないところまで
船を出していこう!
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by 55ritsuko | 2010-02-03 19:59

RITSUKO NISHIZAWA  photographer。中学教師18年→カナダ生活6年→故郷長崎を拠点に世界を旅する。


by 55ritsuko
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