きみはきみの場所を作れ

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星野源の伊丹十三賞の受賞スピーチに
朝からヤラレた。




なんて正直な人なんだろう。
マスコミのど真ん中にいながら、
自分を俯瞰でみる力のすばらしさ。

今の自分の心の真ん中に
どどーんと響く言葉たち。

12分ものスピーチの中から
特に響いたところを抜粋させていただく。



どの現場に行っても、あぶれてしまう感覚というか、
自分の居場所がないなーというふうに
ずっと思っていました。

(中略)

どこかのグループに属することに
憧れてはいたんですけど、
だいたいいつもちょっとはみ出してしまうという。

(中略)


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ほんとに憧れのような、遠くに、
ずうっと灯台のように伊丹さんが、
明かりを照らしてくださっているんですけど、
どうやってもそこにはいけないようにできていて、
大きな海が、僕の島と伊丹さんの島には流れていて。

それを追いかけようとした時期もあったのですけど、
だんだんと、伊丹さんの活動を見ていて、
そうじゃなくて、自分の場所を作れと、
きみはきみの場所を作れ、
そう言われているような感覚がありました。

(中略)


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自分の好きなことと、おもしろいと思うことを
ほんとうに素直に追い求めて、つきつめて、
それをみんなに紹介したり実践したりすることによって
周りの人がすごく楽しくなったり、
日本という場所が、見ている人たちが、
みんなが心躍らされたり、楽しいなあと思ったり、
気持ちがちょっと変わったりする。
それってすごいことだなと思います。

(中略)


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人は死んでも、それをみんなが話したり、

繋いでいったり、自分の栄養にして何か話したり
表現することによって、
遺伝子はつながっていく。そういう遺伝子を、
僕も伊丹さんからもらっているので、
何か自分の表現という形で、
ちゃんと自分のフィルターを通したかたちで、
その遺伝子をつなげていけたらと思っております。



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華やかなことだけでなく、
痛みや苦さも知っているからこそ伝わってくる。
今の私にとって何よりの滋養というべき言葉たちだった。

自分のフィルターを通して考えてみる。

私の場合、旅に出て、持ち帰った作品を
写真展で見ていただく。
もちろんそれ自体大きな喜びなのだけど、
初めての写真展から7年たって最近思う。

写真1枚を撮るまでに、
自分をそこに運んでくれたものたちのすばらしさを
キラッとする出逢いや小さな感動を
ずっと自分の小さな掌だけにおさめておくのは
なんだかすごくもったいないことじゃないかと。



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これからは、写真単体のときもあれば、
写真と文のコンビで表現することもやっていきたい。

ならば、まずは自分のプラットホームである
このブログでコツコツ発信してみようじゃないかと思ったのだ。

書くということは、走ることに似ているような気がする。
ずっと走らなかったら、かったるくからだも重いまんま。
だけどいったん、ええいっと、重い腰をあげて走り始めると、
どんどんからだも軽くなり、見える景色も変わってくるだろう。

私は走んないけど、書くことによって、
見えてくる景色が変わっていきそうな気がするのだ。

そんなわけで、
「最近、おりっつあんったら、
ブログまめに更新するようになってどういう風の吹き回しだ?」
と思っていたかもしれない方々、
そんな経緯の come back to the blogなでありやした。

facebookやinstagram などもちょこちょこやっているけど、
やっぱり私にとって一番あうのはブログのスタンス。

ほぼ日さんに刺激を受けつつ、
オリツもほぼ日更新めざし、筋力鍛えていきますぞい。
そしてどこかの誰かと比べることなく、
自分の素敵な花園を作っていきまっしょい!


***RITSUKO写真展***

雲仙福田屋・山照
5月末までの会期延長決定!
(あっちこっちにあわせて50点展示)

高知モネの庭
6/10〜7/2
7/1・2 RITUSKO在廊(現在、楽しく美味しいイベント計画中です!)



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Commented at 2017-04-21 21:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 雲豹堂 at 2017-04-22 06:29 x
走り続ける姿、見続けさせてください。
Commented by 55ritsuko at 2017-04-22 16:20
ちこさ〜〜〜んっ!
私のほうこそ、ちこさんの言葉に、
元気モリモリいただきました!
ありがとうございます。

しばらく更新もとだえていたブログですが、
私らしくのびのび語る場所として、
大切にしていこうと思っているので、
その一端を星野源さんの言葉を借りて、
伝えることができてうれしいです。

ほんと、ほんと、私もちこさんに会いたいっ!
五島のチャーチミュージアムで一緒に過ごした
あの2年前の夏がなつかしいですね。
もしタイミングがあえば、7/1(土)、2(日)高知にもぜひ!
操さんや全国に散らばる素敵な仲間たちと
最高に美味しく楽しい宴会をやります。

あえなくても、ちこさんのことは時々思い出して、
勝手にエールを送っています。
Commented by 55ritsuko at 2017-04-22 16:21
雲豹堂さま

ありがとうございます。
私のことなので、走ったり、時々止まったり、しばしば寝転んだりもしつつ行くと思いますが、それも含めて見守ってくだされば何よりです!
by 55ritsuko | 2017-04-21 12:59 | Comments(4)

RITSUKO NISHIZAWA  photographer。中学教師18年→カナダ生活6年→故郷長崎を拠点に世界を旅する。


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