神サマが応援したくなるひと

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ひさしぶりに好きな本に出逢った。
そんな1冊に出逢うだけで、
世界はいいものに思えてくる。




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美味しいミルクティーを飲んだ後のような読後感。
『杏のふむふむ』。

連ドラ『ごちそうさん』を見たとき、
「こりゃすごい女性だ!」
体中から伝わってくるその本気にノックアウトされた杏ちゃん。

そんな彼女が、読書家で歴女だとは知っていたが、
ここまで好奇心旺盛に行動し、人生を謳歌しながら、
自分や人々にこんなに誠実に向き合っているのかと引き込まれ、
あっという間に読了。



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それにしても、ひとつの出逢いから広がる連鎖力。
時を経てやってくるシンクロニシティたちがブラボーだ。
ほー、そうきたかと読んでて、
人生はよきものだ!と
こっちまでうれしくなるエピソードが詰まっていた。

それはいっこいっこ彼女が作り上げてきたものたちだ。
つらかったときにも逃げ出さず、
その時の自分にできる最大限のことをしたひとに起きるシンクロニシティ。


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父親は言わずと知れた渡辺謙。
今でこそ世界の Ken Watanabeだが、
杏ちゃんの子ども時代は、その父親の病、母との離婚、借金と
きっときっと私たちが想像する以上に苦境の中にいたのだろうと思う。

ただでさえ家がたいへんなのに、
日本中がそれを知っているという状況。
それを一番多感な十代にだ。

そして兄には高校に行け、と自分は中退し(事実はどうだか知らないが)
15歳でモデルとして自立の道を選んだ。
だが語る言葉には、そんな「がんばった私」な
悲壮感やナルシズムはいっさいない。
行間から漂ってくるのは、さらり、ふわりとした空気感。
私が神サマだとしたら、応援したくなるのはこんな人だ。

読みながら、中学時代の杏ちゃんを
なんども抱きしめたくなってしまった。
そんな辛い経験など書いてないけれど。


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本を読む時、1回目にドッグイヤー、
2回目にマーカーで線を引きながら読むのだが、
この本は耳をほとんど折ることはなかった。

特にどこがいいというのではなく、
一貫している杏ちゃんの正直さ、
素晴らしき循環を生み出していった生き様に、
心から好感を抱いた。



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オリツよ、あんなたも、神サマから応援されるよう、
目の前のこといっこいっこ面倒くさがらず、
誠実に向き合っていくのだぞと自分を諭す。

素敵なものを引き寄せたいなら、
あれこれ言わず、自分自身が
魅力的な「磁石」になることなのだぞと。


おりっつあんの得意技は現実逃避だもんね

 
まだまだ修行が必要だねえ。
応援のポチよろしくね。


雲仙写真展 You made my day!

福田屋・山照別邸 
4/9(日)は TALK & LUNCH
おかげさまで満席になりました。
参加の方は詳細チェックしていてくださいね。

写真展は5月末まで会期延長となりました!
桜の季節(長崎より遅い)や GWあたりにゆっくり。

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by 55ritsuko | 2017-04-05 14:56 | Comments(0)

RITSUKO NISHIZAWA  photographer。中学教師18年→カナダ生活6年→故郷長崎を拠点に世界を旅する。


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