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![]() きのうミドマルに踏まれに行ってきた。 ミドマルこと、竹森みどりちゃんは、式見中時代の教え子。 鍛冶屋町でsole soul (ソウルソウル)という足踏みマッサージの店をやっている。 見ての通りのベッピンさんなのだが、気取ったところがまったくなく、 カラッと明るく誰に対しても優しいので、男女年齢問わず人から好かれる。 「がんばったとき、先生が花マルにチョウチョつけてくれるのがうれしかった」 中学時代も英語のテストはほとんどトップ。 自分がこうやろうと決めたことはがんばり抜くところは大人になっても変わらず。 一昨年の個展で再会し、自分の店を開いたと知ってから、教え子というより同志。 対等に応援しあう仲間という感じだ。 ![]() そんなミドマルに、最近、お疲れモードでガチガチなボディーをほぐしてもらいに行ってきた。 手のマッサージは必ず翌日もみ返しがきて苦手な私だったが、 去年はじめてミドマルの足圧マッサージを受けた翌日、肩が軽くてびっくり。 それ以来、ちょくちょく通ってはエネルギーを回すきっかけをもらっている。 まずは韓国でもおなじみのよもぎ蒸しでデトックス。 芯からあったまったところでフミフミタイムへ。 踏まれながら浮かぶのは、滞っていた川が流れ出すイメージ。 あまりのイタ気持ちよさに思わず声が出てしまう。 「あ〜」「う〜」 教え子に踏まれつつ、悶絶する元担任。 「みどりちゃん、あんたの足にはタマシイ感じるね!」 「sole soulですからね〜」 ![]() 1時間踏んでもらって、すっかり元気をとりもどし、「よっしゃー、呑みにいこ」 ほかのだれかを交えてはちょこちょこあってるものの、ふたりではひさしぶり。 鯨や炙りサーモンを肴にしっとりと日本酒で。 「今の私ってあの頃の先生と同じ年なんですよね〜」 今年31歳になる彼女。 お店を始めて4年、常連のお客様も増え、仕事は軌道に乗ってきたものの、 まわりは結婚やら出産やらで、「あなたもそろそろ」とせっつかれる微妙な年齢。 「私もあんたたちの年の頃は、学校でも家でも毎日のように、ケッコン、ケッコンって言われてた。 あんたたちの3年のとき、教頭から呼び出されて、見合いさせられたんだよ〜。 カメ好きのマッチョなめっちゃ濃い顔の男のひとで、見合いした夜、濃い顔の残像に熱でうなされてさ、 その熱が何日たっても下がんなくて、ヘルペスで入院したんだよ〜」 「先生がその人と結婚してたら、いまの先生じゃないんですよね」 「うん、そうなってたら、みどりちゃんともこうやって呑んでないんじゃないの」 ![]() カナダに行ってよかったことのひとつは、ただのRitsukoになれたこと。 テレビも新聞もいっさい見らず(今でも)、よけいな情報を減らし、 シンプルに暮らしながら、自分のカラダや心の声を聞けるようになったこと。 年齢やバックグランドに関係なく、ゆったりと自分の生きたいように生きている人々の姿を見ながら、 これまで自分の中にあったいろんな枠がどんどん外れていった。 タマネギの皮を剥くように、一枚一枚はぎとっていったら、 気持ちくらいスッキリした、ただの自分だけが残った。 ![]() 履歴書にも年齢を書く必要のないカナダ。 新聞には必ず年齢を載せる日本。 日本を離れて、日本のよさをあらためて感じつつも、 「こうあるべき」的なステレオタイプな幸福の形を押し付けようとする人々や メディアのあり方にも疑問がわいた。 カナダでスペースアルクで連載をしていた2年間、 生き方を模索する日本のさまざまな女性たちからメールが届いた。 ひとりひとりが日本を出る前の私だと感じた。 ![]() 日本でも活動しようときめたとき、いまの自分をありのまま見せればいいんだと思った。 ひとつの生き方のサンプルとして。 それを見て生きるのが楽になるひとがいたり、誰かのちょっとした勇気につながれば、 そこに私の生きる意味があるのかなと。 みどりちゃんのような魅力的な女性たちが、私のまわりにはたくさんいる。 彼女らが自分の人生のドライバーズシートにゆったりと座って、 ワクワクしながらハンドルを握り、それぞれが行きたい場所へ出かけてほしいな。 ![]() 昨日は母の日。 すべての女性たちがいきいきと輝き、自分のうちにある母性を、 ひとや動物、自然などそれぞれの愛するものへ注いでいけたら、 この国はもっと素敵になっていくんじゃないかなあ。
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